天堂餐館 リストランテ・パラディーゾ (2009)
導演: 加瀬充子
編劇: 豬爪慎一 / 笹野恵
主演: 折笠富美子 / 山野井仁 / 立川三貴 / 黒田崇矢 / 西松和彥 / 更多...
類型: 動畫
官方網站: www.fujitv.co.jp/b_hp/rispara_anime/
製片國家/地區: 日本
語言: 日語
首播: 2009-04-08
集數: 11
單集片長: 23分鐘
又名: Ristorante Paradiso / 天堂餐館
IMDb鏈接: tt1454712
劇情簡介
位於羅馬市區的超人氣餐廳“熊的小屋”,看似萌點滿滿的名字下,裡面的所有服務人員全都是帶著老花眼鏡的紳士。據說,這來自於餐廳老闆娘的喜好。從鄉下來到羅馬的少女妮可蕾塔(折笠富美子 配音)成為了這家餐廳的服務生,而她在這工作的目的其實是為了告訴老闆一件事——她其實是老闆娘的親生女兒。原來這家店是妮可母親再婚對像開的,可是母親卻沒有告訴再婚對象。隨著工作的加深,妮可發現這家主打眼鏡系的店頗受熟女們的歡迎,而她的視線也不由得跟隨一位名叫克勞迪奧(山野井仁 配音)的侍者。一曲曲治愈人心的故事和清淡的愛情小曲在浪漫的羅馬小店吹響……
本片改編自漫畫家小野夏芽的同名漫畫,她的其他作品包括了《江戶盜賊團五葉》等,涉獵題材很廣泛。
Ristorante Paradiso 『リストランテ・パラディーゾ』は、オノ・ナツメによる日本の漫画作品。2009年4月から6月までテレビアニメが放送された。
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概要
従業員全員が老紳士というローマの小さなリストランテを舞台に、従業員や客たちが織り成す群像劇を描いた作品。2005年5月から2006年3月まで『マンガ・エロティクス・エフ』(太田出版)vol.33 - vol.38に連載。現在は、番外編ともいうべき『GENTE〜リストランテの人々〜』が、同誌にて連載中。
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あらすじ
舞台はイタリア。田舎からローマに出てきたニコレッタは、リストランテ『カゼッタ・デッロルソ』を訪れる。それと言うのも、幼くして両親が離婚し、母親が再婚する為に祖父母に預けられたニコレッタは、自らの再婚の為、成人するまで娘を置き去りにした母を恨み、彼女の再婚相手がオーナーを勤めるリストランテにやってきた。娘がいることを知らない母の再婚相手に、全てを話そうと機会を窺っていた。
そこで、ニコレッタは何とかオーナーの店『カゼッタ・デッロルソ』の見習いとしてに働き始めたが、そこは従業員全員が、老眼鏡着用が必須の紳士という店だった。老眼鏡紳士が目当ての女性客で連日予約でいっぱいのリストランテだが、ニコレッタもサント・クラウディオ・パラディーゾが気になり始める。
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テレビアニメ
2009年4月から6月まで、フジテレビの『NOISE』にて放送された。『リストランテ・パラディーゾ』と『GENTE〜リストランテの人々〜』を織り交ぜており、どちらも原作にクレジット表記されている。全11話。
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登場人物
ニコレッタ
声:折笠富美子
本作の主人公。21歳。母親の再婚による事情で、祖父母に預けられて育つ。母親の愛情から飢えて育つも、性格は素直で明るくしっかり者。料理学校に通っていたこともあり、『カゼッタ・デッロルソ』のキッチンに見習いシェフとして働き始める。従業員は紳士限定の為、キッチンから出る事は出来ない。『カゼッタ・デッロルソ』のカメリエーレ長・クラウディオが気になっている。誕生月は11月。
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サント・クラウディオ・パラディーゾ
声:山野井仁
カメリエーレ長。通称:クラウディオ。優しく真面目で、気配り上手だが、気弱な所もある。静かな色気で女性客を虜にする。客の1人から言わせると、「こっちから迫って困らせてみたいタイプ」。数年前にガブリエッラと離婚しており、現在は独身だが、結婚を迫ってくる女性客もいる為、対策用に指輪はつけたままにしている。本当の所、ガブリエッラに対して複雑な感情を持っている。
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ルチアーノ・デ・ルーカ
声:立川三貴
カメリエーレ。通称:ルチアーノ。本当は善良な性格だが、小言が多く、いつも憎まれ口を叩いており、笑顔を見せる事は滅多に無い。意外に照れ屋。妻とは死別しており、現在は独身。実は、休日に孫のフランチの面倒を見るのが楽しみ。
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ヴィート
声:黒田崇矢
カメリエーレ。陽気な性格で、ムードメーカー。若い女性が好きで、結婚するまではプレイボーイだった。妻は大学生で、通っていたジムで知り合った。「美しいご婦人のお誘いは断れない」主義。休日も妻と体を動かすので、ルチアーノから「運動バカ夫婦」と呼ばれるほど。
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ジャン・ルイージ・オルシーニ
声:喜山茂雄
ソムリエ。通称:ジジ。無口。しょっちゅうつまみ食いをしている様子。ロレンツォの義兄であり、従兄弟。親も兄弟で、父は弟に妻を寝取られたことを恨んで縁を切った。オルガをよく見ている。まかないに上等なワインを開けるのが日課。独身。
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フリオ
声:西松和彦
シェフ。気さくで優しい人柄から、料理教室は大繁盛で、フリオ争奪戦が行われる程の人気を誇る。実は老眼鏡は伊達。愛妻家。
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テオ
声:上田燿司
シェフ。リストランテ最年少ながら、男らしく豪毅な性格から、皆に一目置かれており、料理の腕前も大変良い。相当モテるらしい。悠々自適な独身生活を送っている。ドルチェが上手い。サルデーニャ出身。
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オルガ
声:寺田はるひ
ニコレッタの母親。ニコレッタの実父と離婚して、ロレンツォと再婚し、現在はリストランテオーナー夫人。美人で有能な弁護士。仕事も恋愛も両立させるタイプ。老眼鏡紳士を見るのが大好き。『カゼッタ・デッロルソ』が老眼鏡紳士を雇うことになったのもこの趣味が影響している(GENTEのロレンツォの項目を参照)。リストランテの従業員からも大切にされている。ガブリエッラとは友人であり同じ職場で働いている。
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ガブリエッラ
声:渡辺美佐
クラウディオの元妻。オルガの友人。弁護士。大人の色気を持つ美女。クラウディオの複雑な気持ちを分かった上で、頻繁にリストランテに顔を出す。『カゼッタ・デッロルソ』の料理が大好き。離婚に対する未練は無く、クラウディオの気持ちの変化を待っている。
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ロレンツォ
声:乃村健次
『カゼッタ・デッロルソ』のオーナー。オルガの現夫。50歳。ワイナリーを経営している。オルガをとても大事にしており、リストランテのスタッフを老眼鏡着用にする程。子持ち女性との結婚は嫌だというポリシーは、親の影響だと見られる。本人はオルガのタイプではなかったが、癒しの笑顔と心優しく寛容な性格から、人望が厚い好人物。ニコレッタとオルガの関係に、それとはなしに気が付いている節がある。
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ヴァンナ
声:沢海陽子
リストランテ『カゼッタ・デッロルソ』の元シェフ。サバサバした性格と風格から、男性に間違えられる事も。娘夫婦の為、渡米した。
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マルツィオ
声:岡和男
元厨房手伝い。ロレンツォやジジとは、前のリストランテからの付き合いで気心の知れた仲。
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フランチェスコ
声:木村はるか
ルチアーノの孫。通称・フランチ。リストランテによく預けられる。おもちゃを与えられれば、大人しく遊んでいる。マルツィオと仲良し。テオのドルチェが好き。ルチアーノを慕っている。
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マルゲリータ
声:中原麻衣
ルチアーノの娘でフランチェスコの母親。夫が出張で不在がちのため、ルチアーノ家によく押しかけている。バイオリンを嗜む。
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スタッフ
* 監督:加瀬充子
* 監督補佐:東海林真一
* アートディレクター:ソエジマヤスフミ
* シリーズ構成:猪爪慎一
* キャラクターデザイン:竹田逸子
* 美術監督:ソエジマヤスフミ
* カラーデザイン:甲斐けいこ、池田ひとみ
* 撮影監督:土田栄司
* 音響監督:亀山俊樹
* 音楽:コーコーヤ
* 音楽制作:FlyingDog、フジパシフィック音楽出版
* プロデューサー:山本幸治、瀬戸麻理子、沖浦泰斗、梶田浩司
* アニメーションプロデューサー:若松剛
* アニメーション制作:david production
* 制作:リスパラ製作委員会(フジテレビジョン、松竹、ムービック、読売広告社、ソニーPCL、博報堂DYメディアパートナーズ)
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主題歌
オープニングテーマ「マリーゴールド」
作詞:ナガシマトモコ、作曲・編曲:藤本一馬、歌:orange pekoe
エンディングテーマ「ステキな果実」
作詞:岩里祐穂、作曲:小峰理紗、編曲:濱田理恵、歌:コミネリサ
挿入歌「パレット」(第3話)
作詞:清浦夏実、作曲:吉田旬吾、編曲:コーコーヤ、歌:清浦夏実
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各話リスト
#1 ニコレッタ
従業員は老眼鏡着用の紳士ばかりという、ローマにあるちょっと不思議なリストランテ「カゼッタ・デッロルソ」。そこにニコレッタと名乗る女性が訪ねてくる。ニコレッタは、オーナー夫人であるオルガの実の娘であった。彼女は、妻に娘がいることを知らないオーナーに全てをバラしてしまおうと、ローマへやってきたのだった。
リスパラ #1
#2 指輪
「カゼッタ・デッロルソ」は紳士好きの女性で今日も満席。
ニコレッタは彼女らを半ば呆れ顔で見ていたのだったが、自分もまたカメリエーレのひとり、クラウディオをつい目で追っていることに気付く。その気持ちが恋なのかどうか悩むニコレッタであったが、クラウディオが数年前に妻と離婚していたことを知り・・・。
リスパラ #2
#3 パラディーゾ
娘である事実をバラさないことと引き換えに、「カゼッタ・デッロルソ」で見習いとして働き始めたニコレッタ。しかし、クラウディオと離婚したのに頻繁にお店にやってくるガブリエッラが、ついつい気になってしまう。仕事に恋に悩むニコレッタ。そんな彼女を心配して声をかけるクラウディオに、ニコレッタはつい秘密を漏らしてしまう。
リスパラ #3
#4 カゼッタ・デッロルソ
リストランテ誕生に立ち会った懐かしい客がやってくる。開店当時、厨房手伝いであったマルツィオである。
ニコレッタは、彼から「カゼッタ・デッロルソ」にまつわるエピソードを聞かせてもらう。
それは、老眼鏡紳士たちのリストランテができあがるまでの、ささやかな優しい「奇跡」、だった。
リスパラ #4
#5 オルシーニの味
ソムリエのジジとオーナーは異父兄弟だと聞かされ驚くニコレッタ。複雑な関係にあった彼らの親とは違い、共に歩く道を選んだ二人。
そんな二人が見つめる先には・・・。
ニコレッタは、愛には様々な形がある事に気づくのだった。
リスパラ #5
#6 ある夫婦
いつも陽気で、笑顔を絶やさないヴィート。
ニコレッタがフリオの料理教室で知り合ったマリーナは、何とヴィートの奥さんだった。自分と歳の変わらないマリーナとヴィートの馴れ初めに興味津津なニコレッタ。そして、ある夫婦を通してヴィートの相手を想う「心の深さ」を知る。
リスパラ #6
#7 特別な一日
ルチアーノには内緒で彼の孫・フランチの誕生会を画策するニコレッタ達。定休日に従業員総出で準備する中、主役のフランチは一人で手持ち無沙汰の様子。そんなフランチを連れ出すニコレッタとクラウディオ。フランチを挟んで、ふとした拍子に二人の距離もちょっとだけ近づいて・・・?
そして、楽しい誕生会の後、ルチアーノはフランチの成長を楽しみにしていた、亡き妻を想うのだった。
リスパラ #7
#8 昔日
まだカメリエーレを始めたばかりの頃、クラウディオはうまくいかないことばかり。その頃、彼はフリオとその婚約者のアンジェラに出会っていた。彼らとのふれあいを通じて、クラウディオは自分の場所を見つけることを始めたのだった。
あれから二十年以上が過ぎて・・・。お互い歩んできた道は違っても、再会した場所は心安らぐ良き場所、「カゼッタ・デッロルソ」であった。
リスパラ #8
#9 リストランテの休日
暖房の故障により臨時休業した「カゼッタ・デッロルソ」では、シェフたちが揃って新メニューの試食会が始まる。ニコレッタも参加させてもらうのだが、やっぱりテオからキツイ一言。落ち込むニコレッタにマルツィオから語られるテオの過去。そして、テオからのアドバイスによって、ニコレッタは「誰かのために料理を作る」ことを学ぶのだった。
リスパラ #9
#10 秘めたる恋
ルチアーノに近づくサヴィーナ。ニコレッタはそんな彼女に“大人な女性”と憧れるのだが、二人を後押ししようとしても、ルチアーノはまったく意に介さない。それどころか、サヴィーナから渡されたコンサートチケットを託されてしまった。出掛けたコンサート会場で、ニコレッタはルチアーノの亡き妻への愛を知る。そして思うのだ。誰もがそれぞれの形で人を愛している、と。
リスパラ #10
#11 リストランテの人々
オルガの誕生パーティが近付く中、クラウディオへの想いからニコレッタはガブリエッラと対立してしまう。穏やかに彼女を受け止めるガブリエッラ。そして、大人に成りきれない苛立ちを抱えつつも、ニコレッタはある決心をする。そして、誕生日。
ニコレッタがオルガのために作ったケーキを前に、オルガが口にした言葉とは・・・。感動の最終回!!
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